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外壁塗装で無機塗料を使うメリットやデメリットとは?おすすめの選び方も紹介

外壁塗装で無機塗料を使うメリットやデメリットとは?おすすめの選び方も紹介
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執筆者:ペイントセレクト編集長

塗装業界での長年の工事経験を元に、外壁塗装に関するお役立ち情報を発信中。読者様に正しい情報を届け、塗装に満足してもらうのが私の使命です。

 

外壁塗装に無機塗料を採用するケースは、年々増えています。この記事の読者にも、塗装業者から無機塗料を勧められた人がいるかもしれませんね。

 

しかしシリコンやフッ素などの一般的な塗料と違い、あまり聞いたことがなくて不安に感じている人が多いのではないでしょうか?

 

この記事では、無機塗料のメリット・デメリット、費用相場を詳しく解説!商品の選び方も紹介するので、外壁塗装を検討されている人はぜひ参考にしてくださいね。

外壁塗装トップグレードの無機塗料の特徴

無機塗料は、ガラスや鉱物などの無機物を主成分とした塗料です。

 

無機物には炭素が含まれていないため、紫外線による劣化が起こりません。無機物100%の塗料ならば、半永久的に劣化しないでしょう。

 

しかし、無機物だけでは固すぎて塗装することができません。

 

無機物に有機物を混ぜて塗料として使えるようにしたものを「無機塗料」と呼びます。

 

  • 有機物:人工的につくられる物質、生物の体内でつくられる物質
  • 無機物:有機物以外のすべての物質

 

無機塗料には有機物も混ざっているため、半永久的に劣化しないわけではありません。しかし、無機物の耐久性が活かされた塗料として近年注目を集めています。

 

ちなみに、シリコンやフッ素など一般的な塗料は「有機塗料」になります。無機塗料と有機塗料の違いを、以下の表で見ていきましょう。

 

無機塗料

・無機物に有機物

 を混ぜた塗料

・主成分は主に

 セラミックやケイ素

有機塗料

・有機物を主成分

 にした塗料

・主成分は

 合成樹脂

 

無機塗料の無機物含有率に定義はなく、少ししかが含まれていなくても「無機塗料」と呼ぶことができます。中には質の低い無機塗料もあるため、塗料を選ぶときは注意が必要です。

無機塗料で外壁塗装をするメリットは?

無機塗料で外壁塗装をするメリットは、以下の3つがあげられます。

 

  1. 耐候性に優れている
  2. 超低汚染性で汚れにくい
  3. 不燃性に優れている

 

それぞれの内容を、以下で詳しく見ていきましょう。

 

メリット1|耐候性に優れている

無機塗料のメリット1つめは、耐候性に優れていることです。

 

無機塗料の耐候性は、フッ素塗料を上回るほどの高耐候性。耐用年数は20年以上で、シリコン塗料の約2倍の長さになります。

 

無機物を主成分としてつくられているため、紫外線による劣化を長期間防ぐことが可能。住居年数予定が20年以上の場合は、塗装メンテナンスの回数を減らすことができます。

 

色あせや変色しにくく、美しい外壁を長期間維持できることも魅力です。

 

メリット2|超低汚染性で汚れにくい

無機塗料のメリット2つめは、超低汚染で外壁が汚れにくいことです。

 

汚れがつきにくい性能のことを「低汚染性」と言いますが、無機塗料はさらに上の「超低汚染性」の機能をもっています。

 

有機物の含有量が少なく静電気が起こりづらいため、カビ・コケ・藻が発生しにくいことも魅力です。

 

また、親水性が高いため「セルフクリーニング効果」もあります。外壁の汚れを雨水で洗い流してくれるので、きれいな外壁を保つことが可能です。

 

メリット3|不燃性に優れている

無機塗料のメリット3つめは、不燃性に優れていることです。

 

無機塗料は鉱物やレンガなどの無機物を原料としているため、燃えにくい性質があります。暖炉や窯にレンガが使われているのは、無機物の不燃性が活かされているからです。

 

まったく燃えないわけではありませんが有機塗料よりは燃えにくく、万が一火事になったとしても被害をおさえることができるでしょう。

 

無機塗料で外壁塗装をするデメリットは?

無機塗料で外壁塗装をするデメリットは、以下の4つがあげられます。

 

  1. ひび割れが起こりやすい
  2. 施工技術によって効果に差が出る
  3. 塗装できない素材がある
  4. 艶なしでの塗装はできない

 

それぞれの内容を、以下で詳しく見ていきましょう。

 

デメリット1|ひび割れが起こりやすい

無機塗料のデメリット1つめは、ひび割れが起こりやすいことです。

 

無機塗料は、ガラスや鉱物など固い物質を主成分としている塗料。そのため塗膜が固くなり、建物が大きく揺れるとひび割れが起こりやすくなります。

 

塗膜とは、塗装した塗料が乾燥してできた膜のこと。紫外線や雨風などから外壁を守る役割があります。

 

塗膜のひび割れは、外壁材の劣化や雨漏りが発生する原因のひとつ。そのため、無機塗料はひび割れしやすい外壁材には向いていません。

 

しかし種類によっては弾性力が高い無機塗料もあるので、業者に相談してみるといいでしょう。

 

ひび割れが起きやすい外壁材について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

 

参考記事→外壁塗装のクラック(ひび割れ)の原因は?

 

デメリット2|施工技術によって効果に差が出る

無機塗料のデメリット2つめは、施工技術によって効果に差が出ることです。

 

無機塗料は、一定の厚みでムラなく塗装することが重要。十分な効果を発揮できるかどうかは、職人の腕にかかっています。

 

塗装作業だけではなく、高圧洗浄や下地処理などもきちんとおこなうことが大切です。作業が不十分だと、塗装後すぐに剥がれてきます。

 

無機塗料の知識や施工実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。

 

関西にお住まいの方でしたら、安心できる業者を選ぶためにペイントセレクトを利用してみてください。

 

数ある業者の中からあなたにピッタリの業者をみつけることができ、悪徳業者との契約リスクも避けることができます!

 

 

デメリット3|塗装できない素材がある

無機塗料のデメリット3つめは、塗装できない素材があることです。

 

無機塗料は塗膜が固いため、伸縮性のある素材との相性が悪い塗料です。塗装できない外壁や付帯部の素材を、以下で見ていきましょう。

 

  • 木製の素材
  • ガルバリウム鋼板
  • サイディングボード

 

ただし種類によって塗装できない外壁が異なるため、詳しくは業者に確認することをおすすめします。

 

デメリット4|艶なしでの塗装はできない

無機塗料のデメリット4つめは、艶なしでの塗装はできないことです。

 

完全に艶を消せる無機塗料は、現在のところ販売されていません。そのため艶がない外壁を好む人にとっては、艶なしでの塗装はできないことをデメリットと感じるでしょう。

 

種類によっては5分艶・3分艶に調整できる塗料もあるので、少し艶をおさえた仕上がりにすることは可能です。

 

ただし艶消し剤で調整すると、耐候性が少し落ちてしまいます。

 

外壁の艶は汚れの付着を防ぐ効果もあるので、耐候性や美観を考えて調整しないほうがおすすめです。

 

無機塗料の外壁塗装費用は高い?代表的な商品も紹介

耐用年数20年以上のトップグレードの無機塗料は、価格も高いのでしょうか。

 

以下では、無機塗料の費用相場を紹介します。分かりやすいようにシリコン・フッ素・光触媒と比較したので、参考にしてくださいね。

 

塗料の種類

耐用年数

単価相場

(平方メートル)

シリコン

10~15年

2,300~

3,000円

フッ素

15~20年

3,800~

4,800円

光触媒

16~22年

4,200~

5,000円

無機

20~25年

4,500~

5,000円

 

40坪住宅の外壁に無機塗料で塗装する場合、足場代や諸経費を含めた費用相場はおよそ130万円です。

 

シリコン塗料の費用相場はおよそ65万円なので、その価格差は2倍ほど。他の塗料と比べても、施工費用は高くなります。

 

しかし耐用年数の長さはダントツ!初期費用はかかりますが、コストよりも耐候性を重視するのであれば、無機塗料を検討してみるのもいいでしょう。

 

また、他の塗料ともっと比較したい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

参考記事:外壁塗装検討中の方必見!塗料の特徴・単価・選び方を種類別に解説!

 

無機塗料の効果を発揮させるためには、実績のある業者に依頼することが重要です。費用や工事内容など、すべてに納得できる業者を選びましょう。

 

なお、関西にお住まいの方でしたらペイントセレクトを利用してみてください。数ある業者の中から、施工実績のある業者をみつけることができます。

 

相見積もりも簡単に取れるので、悪徳業者との契約リスクも避けることができます!

 

 

無機塗料は信頼できるメーカーの商品を選ぼう

無機塗料で外壁塗装をするならば、

信頼できるメーカーの商品を選ぶことをおすすめします。

 

大手メーカー以外は無機物の含有量が少ないものもあるので、耐用年数に信頼がもてません。低品質な塗料で外壁塗装すると、塗装後1年ほどで剥がれてしまうこともあります。

 

耐候性や低汚染性の効果を実感したいのであれば、以下の大手メーカーの商品を選びましょう。

 

  • 関西ペイント
  • 日本ペイント
  • エスケー化研
  • アステックペイントジャパン

 

無機塗料の効果を十分に発揮するためには、職人の技術力が必要不可欠です。施工実績が豊富な業者に依頼することを心掛けてください。

 

大手メーカーから販売されている無機塗料6つ

大手メーカーから販売されている無機塗料を6つ紹介します。

 

メーカー名・商品名

特徴

関西ペイント

アレス

シルクウォール

・おだやかな艶消し感

 がある仕上がりになる

・カラーバリエーション

 は全15色

日本ペイント

アプラウド

シェラスターNEO

・フッ素樹脂を超える

 超高耐候性

・親水性が高く汚れが

 つきにくい超低汚染性

日本ペイント

ハナコレクション

500コート

・無機系超低汚染

 コーティング剤

・雨垂れに強い

 超低汚染性

エスケー化研

セラミタイト

ペイント

・水性艶消し塗料

・耐汚染性、乾燥性、

 作業性に優れている

アステックペイントジャパン

無機ハイブリッド

コートJY

・遮熱機能を加えた塗料

・超耐候型塗料で

 低汚染性にも優れている

アステックペイントジャパン

無機ハイブリッド

クリヤー

・艶あり、3分艶が

 選べるクリヤー塗料

・超耐候性塗料で

 建物を長期間守る

 

それぞれ特徴が異なるので、業者と相談しながら選ぶことをおすすめします。

 

無機塗料による外壁塗装はこんな人におすすめ!

無機塗料による外壁塗装は、以下のような人におすすめです。

 

  • 住居予定が20年以上の人
  • 塗装メンテナンスの回数を減らいしたい人
  • 長期間美しい外壁を保ちたい人
  • なるべく家の資産価値を下げたくない人
  • 将来子どもに家を相続させたい人

 

無機塗料は高価なため、初期費用はどうしても高くついてしまいます。しかし塗装メンテナンスの回数が減らせるため、

長期的なコストパフォーマンスに優れた塗料です。

 

上記の項目に当てはまる人は、無機塗料を検討してみてはいかがでしょうか。

こんな業者には気をつけて!優良業者を選ぶポイント

 

外壁塗装を成功させるためには「優良業者」を選ぶことが重要です。

 

特に無機塗料による外壁塗装は難しい技術を必要とするので、より慎重に選ぶことをおすすめします。

 

以下の項目に当てはまる業者には気をつけましょう。

 

  • 「30年以上もつ」と勧めてくる業者はNG
  • メリットしか伝えない業者はNG
  • 施工実績がない業者はNG
  • 見積り内容が不明確な業者はNG

 

優良業者を選ぶためには、相見積もりを取ることが大切です。見積内容を比較して、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

 

外壁塗装の見積書について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。


参考記事→【外壁塗装】その見積書危険かも?見方や注意点を徹底解説 

 

まとめ:長期的なコスパ最高!無機塗料で外壁塗装してお家の寿命を長持ちさせよう

 

無機塗料は耐候性・低汚染性・不燃性に優れた機能性塗料です。一般的な塗料に比べて高価なため、初期費用だけを考えると大きな支出と考える人もいるでしょう。

 

しかし耐用年数は20年以上。塗装メンテナンスの回数を減らすことができるので、長期的なコストパフォーマンスが良い塗料と言えるでしょう。

 

施工には技術を要するため、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

 

施工実績がある、適正価格で提示してくれる「優良業者」を選んで、外壁塗装を成功させてくださいね。

 

なお、関西にお住まいの方でしたらペイントセレクトを利用してみてください。数ある業者の中から、施工実績のある業者をみつけることができます。

 

相見積もりも簡単に取れるので、悪徳業者との契約リスクも避けることができます!

 

 

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